Railway Trip Report

高急グループRailway Trip Report > 20080219
☆ JR嵯峨野線(山陰線)京都〜園部間複線化工事状況

 2008年2月19日(火)

   2008年に入って工事が進捗してきました。新線へ切り替えられている区間が出てきています。
貼り付けで線増して複線化するだけではなく、明治時代からの現在線の施設も新しくする工事をしていますので、一旦新線区間へ切り替えて、旧線となった線路について道床や橋梁等を工事しています。太秦〜嵯峨嵐山間については踏切道の立体交差化も行われているため、高架筐体を新設しています。

 取材当日の普通電車、239M先頭車クハ111-7605の貫通扉窓から、工事区間をデジカメで撮影したものを掲載しました。
京都〜二条間、花園〜嵯峨嵐山間、馬堀〜園部間の撮影ですが、京都〜八木間は動画で掲載しています。WMV形式320×240サイズです。写真をクリックすると動画へリンクしています。運転室仕切と貫通扉と2枚のガラスをとおして撮影していますので、あまりクリアな画像ではありません。またお客さんの話し声や咳払いが入っていますがご了解ください。


 京都 〜 二条 間  7分16秒 19,279KB

 京都駅の構内ポイントを抜けて単線になり、大宮陸橋をくぐったところで複線に分岐します。長ーいダブルスリップのようなものでしょうか。途中で梅小路への出入り線や特急「はるか」が使っている線が分岐しますので、やはりここが最もネックとなります。

 丹波口〜二条間は高架化の時に用地確保されていましたが、高架筐体は単線分しか作られていませんでした。
 花園 〜 嵯峨嵐山 間  5分22秒 14,263KB

 いくつかの道路踏切を立体交差化するので、高架筐体を造成しています。南側の新線はほぼできあがって架線も張られており、橋梁をかければ新線へ切替ができます。

太秦〜嵯峨嵐山間は現在線も盛土ですが、新線も盛土で高架化されるようです。
 馬堀 〜 亀岡 間  3分28秒 9,370KB

 馬堀から少し複線で進みますが、単線に合流します。その後、新線へ移行した区間になります。旧線はほぼ撤去されて路盤や橋梁の造成をやりなおしています。

亀岡駅は駅舎を橋上化新設工事中で、4月に完成する予定です。現在の構内線路は、行き違い設備+京都〜亀岡間折返線となっていますが、複線化後は上下待避設備ができると思われます。しかし、京都〜亀岡間折返電車の扱いがどうなるかわかりません。
 亀岡 〜 並河 間  4分05秒 10,879KB

 曽我谷川橋梁は単線トラス橋が架けられています。新線に切り替えた後、現在線のスルーガーダーを掛け替えるのかもしれません。直線区間に入ってからは、右の東側に用地確保され、路盤もできあがってきています。犬飼川橋梁はまだ単線ですが、左の西側で橋台工事をしているようです。
右へカーブするところは新線に切り替えられ、左の西側の旧線を工事にかかるようです。
 並河 〜 千代川 間  3分05秒 8,246KB

 直線区間ですが、右の東側に新線が貼り付け線増されて、そちらへ切り替えられています。構内のポイント部分は新旧流用しているので、左右に激しく移り変わっています。
 千代川 〜 八木 間  4分00秒 10,660KB

 千代川を出発して国道9号線下まで、用地確保ができていないのか、まったく手が付けられていません。民家の間になっていますが、幅としては複線用地分あるように思いますが微妙なところです。 9号線をくぐった後の直線区間は左の西側に路盤ができています。桂川や9号線がせまってくる狭隘なところは、地形の様子で左右に移り変わりながら用地確保され、新しい線路が用意されているところもあります。
山切部分や橋梁もほぼできあがってきています。
 ↓ 八木 〜 園部 間 は静止画でご覧ください。写真18枚です。
 八木 〜 吉富 間 1

 八木駅を出発して直線区間を走ります。道路高架橋は9号線と京都縦貫道を結ぶ道路です。線増用地は左の西側に確保されていますが、まだ路盤も確実にできていません。
 八木 〜 吉富 間 2

道路高架橋の下です、この付近からは路盤ができています。
 八木 〜 吉富 間 3

側溝や小さな構橋ができています。
 八木 〜 吉富 間 4

小さな山の間を勾配とカーブで抜けます。左の西側の山を切り崩して路盤を造成中です。
 八木 〜 吉富 間 5

 カーブを曲がりきると、京都縦貫道が上を越しています。線増用地は左の西側ですが、その左側にも用地が確保され、なにやら造成中です。
 八木 〜 吉富 間 6

 ここは盛土ができあがって、きれいな路盤が完成しており、信号機も複線用地を考慮して建植されています。
 しかし、その左にも何やら盛土がされており、まだ拡張中のようです。道路でしょうか、それとも電留線でもつくるんでしょうか。
 八木 〜 吉富 間 7

65km/h制限の急カーブを曲がります。曲線半径はそのままで西側へ貼り付け線増されるようです。
 八木 〜 吉富 間 8

 少し直線になります。山切り区間はできあがって、踏切部分を造成中です。
 八木 〜 吉富 間 9

 路盤ができあがっています。
 八木 〜 吉富 間 10

 吉富駅構内へ進入します。行き違い設備のため曲線ポイントを使っていますが、複線化されたら撤去され、単純なスルーとなるのではないかと思われます。
 吉富 〜 園部 間 1

 吉富駅を発車します。安全側線がありますが、その先の土は安側のためでなく、路盤工事用ではないかと思われます。
 吉富 〜 園部 間 2

 用地は確保できているようですが、まだ路盤造成には入っていません。
 吉富 〜 園部 間 3

 山切工事と擁壁造成中です。
 吉富 〜 園部 間 4

 用地確保されて路盤や側溝の造成に入っています。
 吉富 〜 園部 間 5

 山切工事中です。用地ができるまでまだ時間がかかりそうです。
 吉富 〜 園部 間 6

 園部駅場内信号です。京都側からの下り列車は2・3・4番線へ進入できるようになっています。 左が複線用地ですが、道路高架橋や曲線など、かなり苦しい配置になりそうです。
 吉富 〜 園部 間 7

 新線用の橋梁はトラフガーダーで造っているようです。構内の架線柱などは建植しなおすのでしょうか。ポイントの場所などの関係で、線路の位置も動きそうです。
 吉富 〜 園部 間 8

 113系湘南色が園部駅の電留線に留置されています。いつのころからか、「カボチャ電車」と呼ばれているようです。

園部駅はどんな配線になるでしょう。京都側に両渡りポイントでもつけて、どこからでも出入りできるようにすれば、何か障害が出たときでも対応しやすいと思われます。
現在は1番線だけが京都方面上り列車専用に使われていますが、2〜4番線は上下どちらにも発車するようになっていて、下り特急も番線が固定されていません。ホームの停車位置案内も特急の場所は書かれておらず、アナウンスで自由席車が何号車とか言いますが、停車位置はアナウンスがされず、経験的に並んでいる人の後ろに付くような列ができています。


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