

高辻通りを西へ進み、阪急に遮られる直前に「由利ロール」という会社がある。
工場が高辻通りを挟んで南北に別れており、その間を製品運搬のための500mmゲージ軌道が敷かれていた。現在は使用されておらず、北側工場には鉄扉、南側は完全に壁となっているが、高辻通りの横断部分は軌道が残っている。
現役の頃に取材すればよかったが、自分の鉄道趣味ジャンルからはずれていたので、気になってはいたが結局写真は撮らなかった。RMの「トワイライトゾーン」にレポートされたことがあるのだろうか?


由利ロール専用線軌道跡の最新状況を探ってみた。写真は1997年撮影とほぼ同位置で撮影している。
高辻通りを横断していた軌道跡はアスファルトで覆われており、北側工場の鉄扉は廃止されフェンスと植え込みになってしまった。線路でとぎれていた歩道は連続するように改修され、線路があったような雰囲気は感じられないようになっている。
線路を撤去して舗装したのか、撤去せず覆われているだけかはわからない。
南側工場内には建家間を結ぶ線路がまだ残っている。高辻通りを横断してきた線路と直交する配置になっていて、ターンテーブルで方向転換するようになっている。黄色のラインが引かれているところから推察すると、現役で使用されている可能性もある。営業時間中に観察すれば何か新たな発見があるかも・・・。

