高急グループ漆工芸室 > 五角形コースターの制作

五角形コースターの制作

作業開始 2007.09.26〜2008.11.12

☆ 計画としては六角形コースターの構想図を描いた後すぐに考えたものですが、六角形を習作にして見通しができてから量産してみることにしました。


作業日付写真など作業メモ
2007.09.26
・前の職場の校章をデザイン化したもので、桜の花びらを基本としています。
作業日付写真など作業メモ
2007.12.15
・六角形の材料で試作が進み、なんとかできそうな見込みが立ったので、こちらも制作を始めることにしました。
・材料は東急ハンズで販売されていた厚さ5.5mmシナベニヤ材です。
・外形の型紙を作ってベニヤに写し、胴付鋸で切り出しました5個セットにする計画です。
・左上は容器の受け部分の型紙です。
作業日付写真など作業メモ
2007.12.19
・切り出した五角形の材料に紙ヤスリをかけました。

・本格的作業に入る前に持ち手をつけておきます。
・カップ入りお菓子の空き容器を使います。

・持ち手を付ける側にマスキングテープを貼ります。
 スリーエム製テープです。

・カップの裏に両面テープを貼り付けておきます。
2007.12.19
・両面テープ裏紙をはがして材料にくっつけます。
2007.12.19
・できあがりです。
2007.12.19
・「木地固め」
 生漆をテレピンで薄めてヘラで薄く塗っていきます。
2007.12.19
・ムロに入れて固めます。

 20℃・80%になっています。冬は乾燥しがちですが、このムロでは濡れタオルだけでかなりの湿度を保っているようです。
作業日付写真など作業メモ
2007.12.21
・反対の面も「木地固め」を行いました。
作業日付写真など作業メモ
2008.01.05
・布着せを行います。比較的荒い目の麻布を用意し、木地より大きめに切り出しておきます。

・糊漆を用意して、麻布を貼っていきます。
2008.01.05
・布着せができました。ムロで固めます。
作業日付写真など作業メモ
2008.01.08
・布着せが固まったようです。

2008.01.08
・カッティングボードの上に裏返しにおいて、切り出し小刀で余分の布を切ってしまいました。
2008.01.08
・布着せができて五角形になったところです。
2008.01.08
・五枚とも作業を行いました。
作業日付写真など作業メモ
2008.01.13
・カドの部分を面取りしました。

・布面に軽く#220砥石をあてておきました。
作業日付写真など作業メモ
2008.01.18
・布摺固めとして、生漆をテレピンで薄めたものを、下地刷毛で塗り込みました。
作業日付写真など作業メモ
2008.01.22
・固めが乾いたところで、厚み(側面)のところへサビ付けを行いました。

作業日付写真など作業メモ
2008.01.29
・容器受け部分を厚さ1mm程度の厚紙で作ります。初めに描いた図面から少し寸法を変更して、一回り大きくしました。周囲の部分が少なくなります。

2008.01.29
・カッターで切り出します。左利きです。

2008.01.29
・切り出し終わり。5枚作りました。

作業日付写真など作業メモ
2008.02.07
・容器受け部の紙を木地へ貼り付けます。

・重石をして一晩放置します。
2008.02.08
・5枚のコースターに容器受け部を貼り終わりました。

2008.02.10
・サビ付けを行います。
  作成したサビが少しゆるいようです。

2008.02.10
・1回目はこのくらいにしておきます。

2008.02.10
・5枚のコースターにサビ付け1回目が終わりました。

作業日付写真など作業メモ
2008.02.22
・コースターにサビ付け2回目を施しました。厚さとしてはこのくらいでOKです。

2008.02.26
・5枚のコースターにサビ付け2回目を終えて乾かしたところです。

・ムロの条件は18℃ 70% です。寒くて温度が低いため、湿度も上がりませんが漆の乾燥条件は満たしているようです。

作業日付写真など作業メモ
2008.03.09
・コースターの側面にサビ付け2回目を施しました。

作業日付写真など作業メモ
2008.03.16
・水に浸しながら砥石で研いでいきます。

・型紙は水を含んで自然に剥がれていきます。
2008.03.16
・型紙をはずしていきます。

2008.03.16
・5枚のコースター全部、型紙をはずしました。

2008.03.16
・細かく残った型紙を取り除き、表面を#600耐水ペーパーで研ぎました。
・そのあと全体を水で洗浄したところです。

・松煙+生漆でサビ固めをしてムロに入れておきます。
作業日付写真など作業メモ
2008.03.18
・側面の研ぎで木地が出ている面があるので、再度サビ付けを行いました。
・表面の繕いサビも入れておきます。
2008.03.18
・5枚の材料をムロに入れている状態です。

作業日付写真など作業メモ
2008.04.01
・繕いサビを研ぎました。

2008.04.01
・裏面の状態です。

2008.04.04
・サビの面取りを行いました。

2008.04.10
・切りサビの崩れているところを繕いました。

・このあとサビ固めをしておきました。
作業日付写真など作業メモ
2008.04.19
・中塗りをするための準備です。

・中央部は布摺り塗で着色します。
 周囲を黒呂色仕上げとしますので黒中塗りをします。
 このため中央部をマスキングテープで覆います。
2008.04.19
・用意した黒中塗漆で刷毛を清めます。

2008.04.19
・突き出しヘラで突き出します。

2008.04.19
・器物の方はアルコールで油分をとり、掃除刷毛でゴミをとっておきます。

2008.04.19
・中塗刷毛で塗っていきます。

・漆を配ります。面積が小さいので刷毛で直接配りました。
2008.04.19
・刷毛でならしていきます。

2008.04.19
・側面にも漆を配ります。

2008.04.19
・側面は斜めに刷毛を当てていきます。

2008.04.19
・塗り終えたら、ムロに入れておきます。

作業日付写真など作業メモ
2008.04.23
・中塗りが乾きました。

2008.04.23
・ゴミがかなり付着しています。

2008.05.18
・研ぎを入れました。

・このあとしばらく放置状態です。
作業日付写真など作業メモ
2008.10.07
・しばらく放置状態でしたが、11月18日からの作品展に出品するため作業を再開し、中塗りのやり直しをしました。

2008.10.11
・中塗り出来上がり。

・布摺り部分はそれぞれ異なる色に仕上げることにします。
2008.11.10
・布摺り部分に色をのせたところです。

・使った色はパーマ緑色、パーマ・牡丹色。パーマ・黄色、パーマ・コバルト色、王冠朱・黄口色、の五色です。

・写真には牡丹色が写っていません。
2008.11.12
・周囲の黒部分をタンポ摺りで塗ることにしました。

・漆に卵白を入れて練るとねばくなり、それを丸めたタンポにつけてたたいて塗りつけます。
2008.11.12
・卵白と練り合わせ中。

2008.11.12
・タンポでタタキ塗り作業中です。

・このあと、もう一度布摺り部分に色をのせて一応仕上げとし、作品展に出品することにしました。
2008.11.16
・学生作品展での展示の様子です。

・中央が鶯色の六角形コースター2、最上が日華朱の六角形コースター3、回りが五角形コースター時計回りに緑色、コバルト色、黄色、牡丹色、王冠朱色の順です。
2009.03.28

No Imege


・高校時代の友人グループが5人いて、卒業祝宴を開いてくれるというので、お礼も兼ねてこの作品をプレゼントすることにしました。

・薄葉紙で包装して納品しました。


高急グループ表紙へ戻る   目次へ戻る