高急グループ漆工芸室 > 六角コースター1の制作

六角コースター1の制作

作業開始 2007.08.08〜

☆ 自分の課題として、かなり以前に購入してストックしていた材料を使って何か制作してみることにしました。布目塗と呂色塗を組み合わせたものです。


作業日付写真など作業メモ
2007.08.**
・六角形コースターの構想図です。日付が9/17になっていますが、脳内構想を描画した日付です。

・材料が始めにありきで、東急ハンズで販売されていた厚さ10mm六角形朴材を木地にしています。

・外接円直径が140mmで252円/個だったと思います。
・直径が110mmのものもありました。
作業日付写真など作業メモ
2007.08.08
・生漆を摺りこんで、地固めをします。

・ムロに入れて、乾かします。
2007.08.08
・裏面はまだ作業をしていません。

・このままムロに入れて、片面を乾かします。
作業日付写真など作業メモ
2007.08.25
・裏面にも地固めを行い、ムロに入れて乾かします。

・側面が木口になっているので、サビをつけて目止めをすることにしました。

作業日付写真など作業メモ
2007.08.26
・側面につけたサビの状態を確認します。

2007.08.26
・コースター上面と側面に布を貼ることにします。
・カンレイシャを用意します。

2007.08.26
・コースター面+側面を覆うくらいより少し大きめに、はさみで切ります。

2007.08.26
・2枚分切り終えたところです。

2007.08.26
・糊漆で布を貼ります。

・糊を定盤に出します。
・糊はスーパーに売っていたでんぷんのりです。

2007.08.26
・生漆を出して、糊と少しずつ合わせます。

2007.08.26
・糊漆のできあがった状態です。

・このあとコースター木地に、うすくヘラで塗ります。

2007.08.26
・布をかぶせて、ヘラで布目をそろえて貼り付けます。
 作業中写真が撮れていません。

・側面にも回して、切り込みを入れて貼り付けました。

2007.08.26
・全体に貼れた状態です。

・このあとムロに入れて、乾かします。

作業日付写真など作業メモ
2007.08.27
・コースターに貼った布の糊漆が乾いたところで、裏面に出た布の不要な部分を小刀で切り落とします。

作業日付写真など作業メモ
2007.08.28
・側面の糊漆が不十分な部分があります。
 再び糊漆で繕いをします。

・浮き上がっているところは、マスキングテープを細く切って止めておきます。

作業日付写真など作業メモ
2007.08.29
  • コースターに貼った布の糊漆が乾いたところで、220番の砥石で全体を軽く空研ぎします。

  • 2007.08.29
    ・空研ぎが終わったところです。

    2007.08.29
    ・上面と側面に薄サビをつけることにします。

    ・漆を多めにしたサビを作ります。

    2007.08.29
    ・薄サビを上面につけようとしているところです。

    2007.08.29
    ・薄サビを上面につけているところです。

    2007.08.29
    ・側面にも薄サビをつけます。

    2007.08.29
    ・薄サビをつけ終わったところです。

    2007.08.29
    ・ムロに入れて乾かします。

    作業日付写真など作業メモ
    2007.08.31
    ・ムロの状態を確認します。
    ・29℃ 70% です。
    ・薄サビは、ほぼ乾いた状態になりました。

    作業日付写真など作業メモ
    2007.09.01
    ・220番の砥石をあてておきます。
    ・側面もあてておきます。

    2007.09.01
    ・生漆を摺りこんで、サビ固めをします。
    ・生漆を定盤に出し、テレピンで少しゆるめます。

    2007.09.01
    ・柔らかめのヘラを使います。
    ・テレピンと生漆をヘラでゆっくり混ぜてゆるめます。

    2007.09.01
    ・コースターに、ゆるめた生漆をヘラで塗り込みます。

    2007.09.01
    ・上面が塗れました。

    2007.09.01
    ・側面にも塗ります。

    2007.09.01
    ・ボロ布でムラなく摺り込みます。

    作業日付写真など作業メモ
    2007.09.08
    ・サビ固めが乾いたところで、着色漆を塗ることにします。

    ・今回は、松煙と生漆を混ぜて半艶程度の黒にします。

    2007.09.08
    ・松煙と生漆を少しずつヘラで練り込んでいきます。

    2007.09.08
    ・定盤の上で、ヘラを使ってよく練りこみます。
     松煙のつぶが残ったりダマにならないよう注意します。

    2007.09.08
    ・堅めのヘラで松煙漆を配ります。

    2007.09.08
    ・堅めのヘラで薄くしごいて、余分な漆をとります。

    ・塗り終わったら、ムロにいれて乾かします。

    2007.09.08
    ・テレピン油で定盤の掃除をします。
    作業日付写真など作業メモ
    2007.09.09
    ・一日経ったところで、ほぼ乾きました。

    ・布目が残った状態で、半艶の黒に仕上がりました。
    作業日付写真など作業メモ
    2007.09.14
    ・容器の受け部分を布目として残します。
    ・段差作りとマスキングを兼ねて厚手の紙を貼りますが、紙を円形に切り抜くためにサークルカッターを使いました。

    2007.09.14
    ・サークルカッターで切り抜いているところ。
    ・左利き用に刃を付け替えています。

    2007.09.14
    ・紙の直径は約84mmとしています。ちょっと大きめのマグカップでもOKです。

    2007.09.14
    ・サークルカッターの中心にあいた穴をテープで塞いでおきました。


    2007.09.14
    ・中心を合わせて紙を糊で貼ります。

    ・糊は、糊漆に使っているふつうのでんぷん糊です。

    ・重しをして乾かしました。

    作業日付写真など作業メモ
    2007.09.16
    ・段差の外側を本堅地とするため、サビを用意します。

    2007.09.16
    ・錆を紙のまわりに塗りつけていきます。

    ・紙の厚さは0.5mm程度ですが、まだ未熟なため平面にきれいにつけられていません。
    ・一度に厚さをつけていくと難しいので、少しずつ重ねていきます。

    2007.09.16
    ・一応、全周につけました。


    2007.09.16
    ・2個目もつけて、ムロに入れます。

    2007.09.16
    ・ムロの中の状態。
    ・湿度計は70%を指しています。
    作業日付写真など作業メモ
    2007.09.18
    ・六角形の縁の角をだすため、くくりサビを施しました。

    ・三辺ずつ付けるのが理想的ですが、無精して六辺全部まとめて付けてみました。
    作業日付写真など作業メモ
    2007.09.23
    ・サビの高さ不足や凹凸があるので、再度サビ付けをしました。

    作業日付写真など作業メモ
    2007.10.08
    ・2週間ほど経って、サビも固まった頃です。サビ研ぎをして平面仕上げをします。

    ・準備として、ガラス板と600番の耐水ぺーバーを用意しておきます。あとは手桶に水と三和の220番砥石、ボロ布です。

    2007.10.08
    ・220番砥石で水を付けながら、六角形の周囲から平面に研いでいきます。

    ・砥石はぐるぐると回しながら、紙にも水がかかってもかまいません。

    2007.10.08
    ・そのうち、真ん中の紙が水を含んで、ゆるんできます。

    ・水をたっぷり付けて、紙をはずしにかかります。場合によっては、水の中へ浸してもOKです。

    2007.10.08
    ・研ぎ進めると紙が剥がれてきました。布目の部分を傷つけないように注意して研ぎます。

    2007.10.08
    ・中央の円形の紙が剥がれたところです。最初にでんぷんのりで付けているので、水研ぎしていると自然に剥がれるようになっています。

    2007.10.08
    ・ガラス板の平面上に600番耐水ペーパーを置き、水を付けて平に研いでいきます。

    2007.10.08
    ・サビ付けをした六角形の周囲が平面に仕上がっています。中央部の円形は布目仕上げです。


    2007.10.08
    ・2枚とも水洗いして、できあがりを撮影しました。

    2007.10.08
    ・段差の状態をアップで見てみましょう。0.5mm程度ですが、はっきりとできあがっているようです。

    ・もう少し段差があってもよいかなと思います。

    厚紙を1mm程度のものを貼ればよいかなと‥‥。もちろんサビも厚くなりますが‥。
    ・まぁ、今のところ構想通りにできあがってきていますので、とりあえず完成へ向けて作業を進めます。バリエーションはその後でまた作っていきます。

    作業日付写真など作業メモ
    2007.10.19
    ・細部を点検すると、凹みのある部分や布が見えている部分があるので、繕いサビを施すことにします。

    2007.10.19
    ・サビを作り、サイドと凹みの部分につけていきます。

    ・三脚にデジカメを固定して、動画を撮影しながら作業を進めてみました。左の写真をクリックするとWMV形式の動画となります。

    ・サビが少しゆるめで、ヘラでの押さえが効きにくいようです。
    2007.10.19
    ・繕いサビの様子です。

    2007.10.19
    ・ムロに入れておきます。

    作業日付写真など作業メモ
    2007.10.25
    ・繕いサビを三和の800番砥石で研ぎました。

    ・またもや布目が出てしまう部分がありますが、サビは効いていて平面になっているようなので、一応これでよしとします。
    2007.10.25
    ・先生に「切りサビ」のやり方を教えてもらいました。

    ・サイドに装飾的な形をつけるのですが、はじめに型紙を作っておきます。

    ・サイドにヘラでサビを盛り上げて、型紙を通します。
    2007.10.25
    ・型紙を通すとこのようにサビが残ります。

    ・ただし、このコースターはこのまま直線断面で仕上げることにし、次の作品の時にやってみることにしました。
    作業日付写真など作業メモ
    2007.11.08
    ・形ができあがったところで、サビ付け作業を終了とします。布目の部分にマスキングテープを貼って養生しておきます。

    ・六角形のエッジに仕上げた角の部分は、砥石を軽くあてて面取りをしておきます。手触りをやさしくすることと、エッジのままでは漆がのらずに薄くなってしまうのです。少しカドを落とすことにより全体に漆がまわるようになります。
    ・最初から丸く仕上げるとだらけてしまうことがあるので、一旦エッジをピシッと仕上げてから面取りをするのです。
    2007.11.08
    ・裏に付けていた持ち手の角材をはずし、耐水ペーパーの上で水研ぎを行いました。木地固めのムラがなくなるまで研ぎます。

    ・裏の仕上げは、黒摺り仕上げとする予定です。

    ・このあと、サビ固めとして、薄めた生漆を全体に布ですり付けムロに入れておきます。
    作業日付写真など作業メモ
    2007.11.16
    ・中塗り作業を開始しました。六角形のサイド部分と上面部分を分けて塗ることにします。

    ・塗り作業は11月15日、別の丸盆と一緒に塗ったので、学校の塗り部屋で行いました。

    ・サイド六面は全部まとめて塗っています。塗りの後、カラムロに入れて、15分に1回程度、上下をひっくり返す「返し」と呼ぶ作業を行いました。鉛直方向で乾かすと、漆が垂れ下がってくるので、それを防ぐためです。

    2007.11.16
    ・11月16日の朝に、湿しの効いたムロへ移しました。ある程度乾いていたので、その日の夕方には取り出しています。

    作業日付写真など作業メモ
    2007.11.21
    ・11月21日に上面部分の中塗り作業を行いました。

    ・まだ刷毛の状態が悪く、刷毛内部からゴミが発生するようです。

    ・21日はカラムロに入れ、翌22日朝に湿ムロに移動しました。夕方みるとまだ乾いている様子がないようです。温度が低いため湿度も上がらず、乾きが遅くなっています。

    ・11月26日にムロから取り出しました。
    作業日付写真など作業メモ
    2007.12.03
    ・中塗りの研ぎを行いました。

    ・使うのは1000番のクリスタル砥石です。

    ・上面のゴミを押さえながら、少しずつ水研ぎを行います。

    2007.12.03
    ・サイドも研ぎます。

    2007.12.03
    ・研ぎを進めていくところです。

    2007.12.05
    ・上面部分は定盤の上で、1500番の耐水ペーパーにより平面研ぎをしました。

    作業日付写真など作業メモ
    2007.12.13
    ・生漆を薄く塗って、中塗り固めをしました。

    作業日付写真など作業メモ
    2008.01.09
    ・作り始めて半年近くかかっていますが、まだできあがらない状態です。できれば2月までには完成させたいところです。

    ・裏面の仕上げにかかることにします。黒摺りとします。
    ・松煙と生漆を混ぜたものをテレピンで少し薄めて塗ります。
    2008.01.09
    ・布で拭き上げて仕上げます。

    ・1月11日夜に、もう一度摺り漆を施しました。
    作業日付写真など作業メモ
    2008.01.12
    ・摺り漆2回のあと、乾いた状態です。

    作業日付写真など作業メモ
    2008.01.22
    ・ここで、表側のサビ繕いとサビ固めです。

    2008.01.26
    ・表側の繕いサビを研ぎ出しました。

    2008.01.27
    ・表側に松煙生漆を施しましたが、カドの部分はもう一度繕いサビを入れました。

    作業日付写真など作業メモ
    2008.02.11
    ・表側の松煙生漆が乾いて、カドの繕いサビを研ぎ終わりました。

    ・これから2回目の中塗りにかかります。

    2008.04.19
    ・アルコールを使って油分をとります。

    2008.04.19
    ・燃料用のアルコールを使っています。

    2008.04.19
    ・掃除刷毛で細かいゴミをとります。

    2008.04.19
    ・ヘラで漆をくばります。

    2008.04.19
    ・漆を配り終えたところ。

    2008.04.19
    ・刷毛でならしていきます。

    2008.04.19
    ・刷毛でならしていきます。

    2008.04.19
    ・側面は刷毛で漆を配ります。

    2008.04.19
    ・刷毛でならします。

    2008.04.19
    ・表面に出た分をならしておきます。

    2008.04.19
    ・裏にはみ出した分はヘラですいておきます。

    2008.04.19
    ・ボロ布でふきとります。

    2008.04.19
    ・ムロに入れておきます。

    作業日付写真など作業メモ
    2008.04.23
    ・中塗りが乾きました。

    2008.05.18
       まで

    ・中塗り研ぎを入れました。

    2008.06.02
       まで

    ・再度、中塗りしました。

    作業日付写真など作業メモ
    2008.01.17
       まで

    ・この状態で作業がとまっています。


    高急グループ表紙へ戻る   目次へ戻る