最近の駅構内は列車の接近アナウンスに加え、接近チャイム・発車チャイムなどたいへん賑やかになっています。地方の小駅で自動的に流れてくるチャイムが、どこかで聞いたような・・・と思うと山手線某駅と同じメロディだったということもあります。
ここでは昭和に録音した古い題材で恐縮ですが、ホームや線路際から録音したもので特徴あるものを集めてみました。(1998.10.14)
寝台特急はやぶさ号 門司駅発車 MP3形式にリニューアルして掲載しました。(2009.03.14)

【 録音日時 】 1980(S55)年5月4日
【 録音機材 】 SONY TC-D5 / ECM990F
【 録音場所 】 国鉄 山陽本線 門司駅構内
【 録音車両 】 4列車 ED76 〜 EF81+24系寝台車
SLやまぐち号を録音しに行ったときの帰り、門司駅で「彗星4号」の到着を待つ
間に、通過中の機関車や電車を録音しました。おりしも東京行きブルートレイン群の
時刻にあたり、「はやぶさ」号の到着から機関車交換、出発までを録音しました。
ポイントとして五つほどにまとめて編集しています。
1.前座として8番のりばを貨物列車が通過します。二軸貨車を連ねたそれほど長く
ない編成がゆっくりと通過し関門トンネルへ入っていきます。録音の関係で、一旦
無音時間を入れています。
2.門司駅の構内放送が、「東京行き特別急行はやぶさ号」の到着を予告します。
その間にも下りの貨物列車が通過していき、構内は騒然とした雰囲気です。つかの
間の静寂のあと、再び構内放送がはやぶさの到着を告げ、ベルが響き渡ります。
やがて、ED76に牽引された24系寝台列車が左の小倉方から到着、機関車のブ
ロワーやコンプレッサーの音があたりを活気づけます。すぐにブレーキホースを切
り、開放テコを引き上げて機関車と列車を開放します。機関車は短い汽笛を残して
列車から離れ、軽やかな足取りとなって引き上げ線へ向かいます。開いた扉からは
ハイケンスチャイムが漏れ聞こえてきます。
3.はやぶさの到着を待って停車していた鹿児島〜山陽線の特快3236M徳山行きが発
車します。ローズピンクの421系電車が短いタイフォンをならして発車、すぐに
ノッチオフされたあとバシッと音をたててABBが開放されます。通過するモハの
MG回転音も下がりつつあるのがわかります。
4.やがて、関門トンネル用の交直両用電気機関車EF81 300番台が、はやぶさ号
に近づいてきます。直前で一旦停車し、汽笛を鳴らしてノッチオン、すぐにオフし
て連結します。自動連結器の音が響き、ブレーキホースをつないでブレーキテスト、
コンプレッサーが回りはじめ、横の線路を先ほど切り離したED76が通過してい
きます。この間に、筑豊線の列車1850D 門司港行きが発車していきます。
5.機関車が連結された「はやぶさ」号の発車シーンです。ブーッという発車合図の
あと汽笛吹鳴、寝台列車のためか起動は静かに行われます。機関車の騒音は遠ざか
り、それに続く24系寝台車のジョイント音が静かにゆっくりと加速していきます。
この間に小倉行き普通657Dが到着発車していきます。構内放送が輻輳します。はや
ぶさ号にはタイヤフラットの車両がいるようです。ラストは電源車のディーゼル発
電機の音です。やがて日豊線からの普通電車が到着し、みずほ・さくらの案内が聞
こえます。列車の発着が頻繁な忙しい駅の様子です。
2002.03.07初版掲載/2009.03.14 MP3版掲載
はやぶさ号の写真は 1974.02.10 に下関駅で撮影したもので、20系客車が現役で
がんばっていたころです。機関車は東京機関区のEF65 537です。

【 録音日時 】 1980(S55)年5月4日
【 録音機材 】 SONY TC-D5 / ECM990F
【 録音場所 】 国鉄 山陽本線 門司駅構内
【 録音車両 】 1238M 421系交直両用電車
門司駅から山陽線方面の関門トンネルへ入る列車は、すぐに交直切替区間を通るた
め、ホーム上で録音すると発車後すぐに遮断機の開放音を聞くことができます。
博多から下関行き快速電車1238Mが門司駅に到着し、門司港行きへの乗り
換えや東京行き寝台特急みずほ・さくらの案内が行われます。停車中にバシッと
いう音がして交直切替テストを行います。やがて、短いタイフォンをならして発
車、少しだけ加速してすぐにノッチオフ。しばらくして本番の交直切替となり、
またバシッというABBの開放音が聞こえてきます。
2009.03.14 掲載
屋根上ABB付近の写真は北陸線福井駅で撮影の471系です。

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【 録画日時 】 1982(S57)年1月31日 【 録画機材 】 National NV-3000 VZ-C612 【 録画場所 】 京阪電鉄 京阪本線 五条〜七条駅間 【 録画車両 】 3000系 2400系 2200系 2600系 2000系 1900系 1000系 1300系 5000系 |
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ブロードバンド時代になって動画配信が気軽にできるようになりました。これを機 会に20年前録画した古いアナログビデオをデジタル化して公開することにします。 ポータブルビデオが出回り始めた80年代初頭に、かなりの投資をしてビデオカメ ラとレコーダーを揃えました。しかし、重さの割には画質が良くない状態で、色の再 現は光源や周囲の明るさによって影響を受けやすく、結局あまり撮影はせずにスチー ルカメラの方へ戻ってしまいました。 この一連の作品は、京阪電鉄の京都市内地下線化工事が始まった頃で、鴨川築堤上 を走る電車とユリカモメの組み合わせを記録しておこうと、機材を自転車に積んで撮 影に出かけたものです。この区間ではすでに工事用足場が組んであり、多少目障りな 画像になっていますが、ツリカケの1300系や非冷房2000系も元気に活躍して いた600V時代の京阪を懐古していただければ幸いです。 1.2600系 三条行普通 3000系 淀屋橋行特急 (1分21秒 12712KB ) 2.3000系 三条行特急 (1分 9358KB ) 3.2400系 三条行急行 (30秒 4692KB ) 4.2600系 淀屋橋行普通 (32秒 5126KB ) 5.1000系 三条行急行 3000系 淀屋橋行特急 (1分49秒 17034KB ) 6.1300系 三条行普通 (42秒 6664KB ) 7.1900系 三条行普通 3000系淀屋橋行特急 3000系三条行特急 (3分25秒 31994KB ) 8.3000系 淀屋橋行特急 2000系 三条行普通 (40秒 6340KB ) 9.3000系 淀屋橋行特急 3000系 三条行特急 (1分53秒 17632KB ) 10.5000系 三条行急行 (1分10秒 10898KB ) 2002.06.20掲載 |
【 録音日時 】 1979(S54)年12月8日
【 録音機材 】 SONY TC-D5 / ECM990F
【 録音場所 】 国鉄 草津線 貴生川駅構内
【 録音車両 】 726列車 DD51+旧型客車
草津線には朝夕に京都〜柘植間を直通する通勤用列車が設定されています。未電化
時代はDD51牽引のまま京都まで出入りしていました。現在は113系が直通し、
大阪や遠くは網干まで運用されているようです。
サウンドは726列車がブレーキを緩めつつ貴生川駅に到着します。しばらくして
発車ベルが長く鳴り響きます。駆け込む乗客の足音や旧客独特のドア開閉音があわた
だしい雰囲気を作り出します。ベルのあとはブザー、そしてDD51の汽笛、エンジ
ンがノッチアップされると、わずかな自連の音を残して列車は加速し始めます。
実際は4分あまりの停車時間がかかっているのですが、全体で3分以内になるよう
編集しました。
1999.08.11掲載
【 録音日時 】 1982(S57)年9月15日
【 録音機材 】 SONY TC-D5 / ECM990F
【 録音場所 】 国鉄 飯田線 三河槙原駅構内
旧国が活躍していた頃の飯田線は、電化区間ながら通票閉塞で運行が行われていま
した。このサウンドは、三河槙原駅で次の列車を待っている間に交わされた、通票閉
塞器取扱の音です。かなり長時間録音したものを、ポイントとなる部分だけ凝縮編集
したものです。
この日5295列車の運休を通告する指令101が出て、この連絡を行うのと閉塞
扱いを兼ねていたようで、通常は短い会話で終わる閉塞扱いですが、「今日の529
5がウヤ」などと連絡していました。待合室で退屈している子どもの声が入っていま
すが、まぁご愛敬といったところですか。
1999.08.11掲載