機械式気動車
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 黎明期の気動車では、機関→クラッチ→歯車変速機→逆転機→動軸のように動力が伝達され、運転室にはクラッチペダルと変速機操作レバーがあり、さながらバスと同じような運転操作が行われていました。原則として単車運転またはD+T編成ですが、動力車の連結運転をするには各車に運転士が乗車し、ブザー合図にて変速を進めて行きます。ブレーキは貫通しているので先頭の運転士が操作します。私が子どもの頃、頻繁に利用した江若鉄道では、夏の多客時に3〜4両の機械式気動車の連結運転が当たり前のように行われていました。
 昭和40年代には地方私鉄で多くの機械式気動車が活躍していましたが、液体式に改造されたり、国鉄から譲り受けたり、そして鉄道そのものが廃止されて行きました。そんな中で昭和50年代にもかろうじて残っていた別府鉄道、岡山臨港鉄道の機械式気動車の音を録音しました。そして機械式の最後の砦となった南部縦貫鉄道レールバスですが、残念にも1997年に休止となっています。
 私の取材した機械式気動車のサウンドはこれで終了なので、今後種類が増える可能性はないでしょう。

 録音した機械式気動車たちの最近の動向を追加掲載しました。(2001.11.17)
 データをRealAudio形式からMP3形式にし、なるべく駅間全部を入れるように変更しました。 (2003.09.15)