高辻急行電気鉄道 西ノ京線は、2.6m×1.8mの大きさでほぼ3畳ののスペースに収まるレイアウトで、1982年に完成しました。エンドレスに2つの駅を枝状に設けたプランで、曲線はR560とR610の一部複線、駅は20m級4連が停車可能、線路はPECOのフレキと中型ポイント、接続部はジョイナーを使わずに突き合わせだけで、電気は自作コネクタでつなぎます。長手方向には延長ブロックもあり、スペースに余裕がある場合は、エンドレスだけを長くすることが可能です。コントロールボードにはLEDの表示灯を設け、電車型トランジスタコントローラを組み込んでいます。
しばらくは家での運転だけに使用していましたが、1986年に勤務校の文化祭で運転、1991年の『FTRAIN第2回HOゲージ運転会』、1992年の『FTRAIN関西地区モデルプラザ運転会』にと運転会での使用が続きました。そのときに本線と外側の駅を分けるポイントのロックが不良となり、ポイントマシンの焼損事故が発生。すぐに修復すればよかったのですが、折からKATOユニトラックのレイアウトも計画していたのでそのまま休止線扱いとなり、保存状態の悪さも影響して他のポイントも転換不良が続出、1998年3月保存場所の関係で廃線解体処分となりました。なお、コントロールボードは電車型パワーパックとして使用可能なため保存してあります。 (1998.10)
設計図面がありましたので、スキャンして掲載します。(2011.07.16)